Original: Sun May 11 15:27:18 JST 2014
Last modified: Thu Oct 19 21:53:22 JST 2023

ネットワークの構築

我が家のインターネット環境の変遷

「家庭内 LAN 構築の弧軍奮闘記」と題して, 我が家の LAN について色々書いて 来ましたが, Windows 95 以降, UNIX を使わなくても簡単にインターネット接続が 実現できるようになりました. 以前の記事はそのまま残すこととして, ここにはインターネット環境の変遷を書き留めておきたいと思います.

インターネット環境の変遷
時期内容通信速度
1995 以前 インターネット環境は会社のみ. 自宅ではパソコン通信がやっと. (具体的にはモデムを使い電話回線で Nifty Serve に接続) (Machine: X68000, Modem: MD24FL10V) (2400bps)
1995 ~ 2000 PC UNIX でローカルネットワークを構築. まだインターネット環境は 会社のみ. (Machine: AT 互換機, OS: FreeBSD)
2000.12 NTT の FLET's ISDN 導入. 「InfoSphere Xpert」常時接続環境実現. (Provider: InfoSphere, Router: RTA 52i, OS: Windows, HP: www.mars.sphere.ne.jp/uranov, Mail: uranov@mbd.sphere.ne.jp) 64Kbps
2002.2 TTNet(東京通信ネットワーク)の ADSL 導入. 「コネクト24・ADSL 8M(イー・アクセス)」 (Provider: 東京電話インターネット, Modem: TE4121C, HP: www1.ttcn.ne.jp/~uranov, Mail: uranov@mx9.ttcn.ne.jp) 8Mbps
2003.4 頃 パワードコムと TTNet が合併. 支払請求は パワードコムに. 「Powered Internet (POINT)」を愛称とし, サービス名は 「ADSL プラン/イー・アクセス 8M」に.
2003.10 料金プラン(回線クラス)変更. 「ADSL プラン/イー・アクセス 24M」に. (Modem: DR204C) 24Mbps
2004.7 経営が POWERED COM GROUP のドリーム・トレイン・インターネット(DTI) に変わった. サービスは DTI で, 支払請求は パワードコム, サービス名は Powered Internet (POINT). 運営側の勝手な都合で サービスやプロバイダの名称がコロコロ変わりユーザは大混乱. (Provider: DTI)
2004.11 DTI のままサービスを「光プラン/TEPCO ひかり・ホーム」に変更. 遂に光回線に. (MC: MC81 (Fujitsu), Router: WR7610HV) 100Mbps
2005.10 DTI が POINT とサービス統合し新生 DTI に. サービス名が 「TEPCO ひかりホームプラン」に. 大きな変更無し.
2006.1 頃 DTI の親会社がパワードコムから東京電力に. 実質影響無し.
2006.9 東京電力が撤退し KDDI の「ひかり one」になる. 一旦回線を撤去し, 新たに敷設. これを機会に Mail は Gmail に移行. (ONU: GE-PON, HGW: BL170HV, HP: www.k4.dion.ne.jp/~uranov)
2009.5 「ギガ得プラン」に変更. HGW だけでなく ONU も交換. (ONU: GE-PON, HGW: BL190HV) 1Gbps
2011 頃 いつの間にかサービス名が「au ひかり」に変更.
2022.12 「au ひかり 5G」に変更. ONU/HGW の置き換え(BL-3000HM). 光コンセントのための工事も発生. 5Gbps

書き出してみると, 最初の NTT の ISDN でのインターネット接続(2000.12)から KDDI の光ファイバーにする(2006.9)までの 6 年間, 毎年のように環境が変わって いました. ルーターやモデム/ゲートウェイだけで 5 種類も. その後は落ち着いて 2009 年に回線クラスを 100M から 1G に変更したのみ.

でも今年(2014)になって, So-net の NURO 光が執拗に勧誘して来る. しつこすぎて腹が立つ程だ. 毎回断っていたら, 今度は私がいないときにやって来て, ウチのカミさんから 契約をとっていった. 夫婦喧嘩になりながらも電話でクーリングオフしてお断り. 今は勧誘電話は収まっている. フーッ.

再び So-net の NURO 光の詐欺まがいの勧誘が(2022/12). 「お客様のインターネット料金が安くなることになりました」 をを. au ひかり 5G への乗り換えが格安になったのかな. 「具体的には今の利用料のうち, プロバイダ料金分が無くなり, 安くなります」 うーん? 今はプロバイダ料金も一緒になってたけど分離して値下げするのかな? 「詳しい話は担当から」とのことで, 先方の担当者が変わると, まず 「お客様の回線は NTT か au のどちらかでしょうか」と来た. あれ, au ひかりからの連絡じゃないのか... もしやこれは NURO 光か? 「au ひかりですがそちらは au ひかりさんじゃないんですか」と尋ねると 「ソニーの回線に切り替えていただくことになります」との返事. やはりそうだ. ソニーの代理店だ. 名を明かさずに, いかにも自動的にサービスが切り替わる様な事を言って 契約変更を獲っていく. いつものやり方. 「ソニー回線嫌なのですが. そちらは au ひかりさんと無関係ですよね」 とこちらが言うと「過去にソニー回線で問題がありましたか」との質問. 「まずはこちらがあなたの会社を尋ねています. 教えてください」 と再度問うと, 「じゃあいいです」との返事. 「他人の家に勝手に電話をかけてきて, 名乗りもせずに聞かれたら 『じゃあいいです』は失礼だろう」とこちらが言うと返事が無くなる. 但し, 何故か電話は切れない. 無音のまま 30 秒ほどたつと,向こうから 「いいですから電話を切ってください」と言って来た. 自分たちから 電話を切るとペナルティでもあるんだろうか? その場では電話を切って 終わりにしたが, 何かもっと懲らしめる方法はなかったか? 例によって気分の悪くなるひと時だった.

おいソニー, あんたの使っている代理店が詐欺まがいの事をして回線変更を やっている. 一時ネットでも色々悪質な勧誘について書かれていて, 自浄努力をしたのだろうと思ったけど, 直ってないぞ. 「それは下請けが勝手にやったこと」「代理店が勝手にやったこと」と 逃げちゃだめだよ. まっとうな商売をしろよ.

以前の記事(ローカルネットワークの構築)

  1. 1997 春頃
  2. 1997.12 - 2000.11
  3. 2000.11 - 2002.3