1983 年ヒューゴー賞受賞.
海外 SF ノヴェルズ(53), ハヤカワ文庫 SF(1150, 1151)刊.
(ロボット短編集)『われはロボット』『ロボットの時代』他(The Complete Robot) |
『鋼鉄都市』(The Caves of Steel) |
『はだかの太陽』(The Naked Sun) |
『夜明けのロボット』(The Robots of Down) |
『ロボットと帝国』(Robots and Empire) |
『宇宙気流』(The Currents of Space) |
『暗黒星雲のかなたに』(The Stars, Like Dust) |
『宇宙の小石』(Pebble in the Sky) |
『ファウンデーションへの序曲』(Prelude to Foundation) |
『ファウンデーションの誕生』(Forward the Foundation) |
『ファウンデーション』(Foundation) |
『ファウンデーション対帝国』(Foundation and Empire) |
『第二ファウンデーション』(Second Foundation) |
『ファウンデーションの彼方へ』(Foundation's Edge) |
『ファウンデーションと地球』(Foundation and Earth) |
さてアシモフの死後, 3 人の作家ベンフォード, ベア, ブリンが ファウンデーションの続編を手掛けている.
『ファウンデーションの危機』(Foundation's Fear) | グレゴリイ・ベンフォード |
『ファウンデーションと混沌』(Foundation and Chaos) | グレッグ・ベア |
『ファウンデーションの勝利』(Foundation's Triumph) | デイヴィッド・ブリン |
今のところ全てハードカバーでの出版(海外 SF ノヴェルズ). 文庫化を待とうか.
それとも買ってしまおうか. 悩むところです.
やっと新シリーズの 1 作目が文庫化され, 早速読みました. 類人猿? パンの部分など部分的に楽しめるところはありましたが, 全体としては私にとって非常につまらない作品で, 話が長いせいもあり読むのが 苦痛でした. 特に話の核にもなっているヴォルテールとジャンヌ・ダルクの 部分は辛かった... これに続く 2 作目, 3 作目が無ければ読むのを 止めていたかも知れません. 西洋文化圏の人はこの 2 人に特別な思い入れ とか, 象徴的なイメージを持っているのでしょうか? この 2 人の名前を 聞いても何も感じない私には面白さが伝わらないのかも知れません. 訳者の矢口さんも辛かっただろうな...
最近この類の「もしかして文化的背景が違うから面白さが分からないのでは?」 とか「文学や歴史に対する教養の無さが悪影響を及ぼしているのでは?」と 感じることがちょくちょく有ります. 身の回りに感想を話し合う仲間が居なく なってしまった事にも関係がありそうです. 話をする相手が居れば, 自分の 感想が自然なものなのか判断する手がかりになったり, 別の見方を知る機会が 得られるのに...