SIDE A
(01) ほおづえをつく女
(02) 夜の国道
(03) 3 号線を左に折れ
(04) 旅の午後
(05) 通り雨
SIDE B
(06) アフタヌーン通り 25
(07) 小さな手
(08) 地平線の見える街
(09) 君と歩いた青春
(10) ふっと気がつきゃ
(11) 少しだけの荷物
CROWN Panam GW-4025
風のアルバムはどれも良いんですが, 中でもこのサードアルバムが最高. フォークからニューミュージックへとの時代の流れで, 他のアーチストと同じように, フォークギターからエレキに移り代わる中で生まれた名盤です. どの曲も好きなんですが, 中でも「通り雨」がお気に入り. 何だろう胸にぐっと来るこの詞は... 小さな情景を詠っただけで物語を感じさせる. 時としては聞くものに涙を流させる. こう言った詩情溢れる曲は, 最近ではまずお目にかかれない. 歌の要素で作詞作曲と言うけれど, 曲, とりわけリズム重視の時代になって メロディーや詞が弱くなってしまったなあ... 寂しい.