Last modified: Sun Oct 06 10:53:20 JST 2019

Netinstall の簡単な使い方

まずはMeadow Official Siteから Netinstall パッケージである setup-ja.exe をダウンロードします. 後はこれを起動して, 画面の指示に従って作業するだけなんですが, ちょっとポイントを書いときます.

a. 環境変数の設定

まず, インストール前に環境変数を設定 しておく事をお薦めします.

b. パッケージの保存先の準備

準備としてもう一つ. これからダウンロードするパッケージの保存先を決めておきましょう. 例えばここでは D:\DOWNLOAD\Meadow としておきます. 実際にこのディレクトリ(フォルダ)を作成し, ここに setup-ja.exe を 移しておきましょう. そして実行です. setup-ja.exe をダブルクリック.

c. インストール方法の選択

以上で準備は終わり, いよいよ setup-ja.exe の実行です. 立ち上げ画面で他のプログラムを終了させておくようメッセージが出, 「次へ」進むと, インストール方法を聞いて来ます. デフォルトは「インターネットからインストール」になっています. これを選ぶと必要ファイルをダウンロード後, インストール作業に自動的に 移行します. 言い替えるとこれは残り二つの選択肢「ダウンロード」と 「インストール」をまとめているのです. もちろんこれで全く問題ないのですが, 私はいつもまず 「インターネットからダウンロード」を選び, ダウンロードが完了し, 一旦プログラムが終了してから, 再度 setup-ja.exe を実行し, 「ローカルディレクトリからインストール」を行っています.

[Setup - install method]
d. インストール方法の選択

「次へ」進むと, パッケージの置き場所を聞いて来ます. デフォルト値として setup-ja.exe の置かれたディレクトリが設定されているので, そのまま「次へ」.

[Setup - package directory]

e. 接続方法, ダウンロードサイトの選択

接続方法はデフォルトで OK. ダウンロードサイトはどこでも構いません.

f. インストールパッケージの選択

いよいよ真打ちの登場です. Cygwin をインストールしたことがある方には 見慣れた画面です. ここで必要なパッケージを選択します.

[Setup - package select]

いちいち選ぶのは面倒と言う方は「Full」を選んで全て入れても良いでしょう. 私は貧乏性 & 自分の知らないものがインストールされるのが嫌いなので, 一つ一つ選択していきます. デフォルトでは, Meadow (2.10-1), imagemagick (6.2.4-1-Q16-1), misc (0.3-1) の 3 つが選択されていますが, 私はこれらに加え gnuserv, html-helper-mode, mew, mule-ucs の 4 つを選択しました. 選択はいとも簡単でリサイクルマークのようなマークか Skip の部分をクリックするだけです. バージョン番号が表示されれば OK. もう一度クリックすれば元に戻ります.

今回選択しなかった package も, いつでも好きなときに setup-ja を立ち上げ, もう一度この画面で選択すれば追加インストールできます.

再設定時, Meadow 本体は Keep 指定になっています. これをクリックすると さらに新しいバージョンや Uninstall 等が選択できます.

g. ダウンロードの実行

「次へ」進むと, ダウンロードが始まり, 選択したパッケージを取り終われば 終了です.

h. インストール先の指定

setup-ja.exe をもう一度実行します. 今度は「ローカルディレクトリからインストール」を選び「次へ」進むと, インストール先のディレクトリを聞いてきます. お好きな場所を選んでください. デフォルトで良ければそのまま「次へ」.

[Setup - install directory]
i. インストールの実行

インストールパッケージの選択で, 既にダウンロードしてあるものを選び 「次へ」進むと, インストールが始まります. しばらく作業の進行状況が 表示され, 終わると終了が面画出ます.

[Setup - finish]

終了画面では, 引き続き install.exe の実行をするかと, ImageMagick のインストールをするかを 聞いてきます. 上図の様にこれらを選択し実行しても構いません. 私は例によって 2 つを手動で実行します. install.exe, ImageMagick-*-*-*-windows-dll.exe の 2 つとも Meadow のインストールディレクトリ直下に置かれているのでこれを 実行するだけです.

install.exe を実行するとホームディレクトリをどこにするか聞いてきます. 環境変数 HOME が設定してあれば, そこがデフォルトとして表示されるので そのままリターンキー(Enter)で OK.

j. おまけ

Meadow を自宅のマシンだけでなく, 会社のマシンにもインストールしたい なんて事が良くあると思います. こんなときは「パッケージの保存先の準備」 で使ったディレクトリ以下を, そのまま CD-R や メモリカード等に バックアップして持って行けば OK. お薦め通りにしていれば setup-ja.exe も入っているはずです. すぐにインストールできます.